機能性/解離性による神経症状について:患者ガイド

Hemi

解離症状 - 'ぼんやりとする'

解離症状とは何か?

 解離症状は、このサイトでは他の機能性症状と共に説明していることが多いです。解離症状を確認することは非常に有用であり、あなた自身の症状の特性を理解し、あなたの身体のコントロールをどのように再獲得するかを学ぶことにつながります。

 解離症状には以下のことが含まれます:

・離人(Depersonalisation) – あなたの身体があなたに全く属していない、もしくはあなたと繋がっていないという感覚

・現実感喪失(Derealisation) – 周囲の世界から断絶し、ぼんやりとした感覚

 解離症状の詳細な記載は、こちらの神経学雑誌の記事を差ダウンロードしてください。 

 ここでは、人々がどのように離人症状や現実感消失を表現しているかを、いくつか示しています。

離人(Depersonalisation

 よくある訴え:「奇妙な感じがした」「私が流れていくような感じがした」「私が私自身から離れていく感じがした」「全てから離れた」「私の代わりをしているよう」「私はここにいるが、ここにいない感じ」「全てのことを見聞きすることはできたが、反応することはできなかった」

 少ないがある訴え:「指人形のよう」「ロボットのよう」「芝居をしているよう」「痛みを全く感じなかった」「私がダンボールで作られたようだった」「体に頭がただついているだけのように感じた」「TVで私自身を見ている観客のようだ」「身体の外にいる感覚」「私の手足がより小さく/大きく感じた」「何かに触ったときに、その触った感じがしなかった」

現実感喪失(Derealisation

 「私の周囲が非現実的で/遠く離れている」「ぼんやりとした感じがした」「ヴェールやめがね越しに世界を見ているような感じだった」「周囲から切り離されている、もしくは離れている感じがした」「物が小さく/平坦に/夢のように/漫画のように/人工的に/硬くなく見えた」

なぜ解離症状を理解することが有用なのか?

 これらの症状は様々な状況で起こります。ほとんどの人々はインフルエンザに罹ったり非常に睡眠不足だったりしたときに、これらの症状をある程度経験しています。

 解離症状は何かを理解すること、その症状には名前があり、それはあなたが「気が狂った」ことを意味してはいないこと、はこれらの症状を病気の一部として経験するだろう機能性症状を患う人々の助けとなることがよくあります。

 恐怖や不安は解離症状を強めますので、あなたがよりこの症状について知ることは症状自体を和らげることにもなります。

 あなたの身体から何かが離れていってしまう経験は、他のときに身体の片側の感覚が薄れてしまうのがなぜかをも説明できるかもしれません。これは機能性脱力(functional weakness)が時に解離性運動障害と呼ばれることや、また解離性痙攣‘dissociative seizures’という用語があることの理由になります。 

さらなる情報

 解離症状の詳細な記載は、神経科学雑誌のこの記事をダウンロードしてください。

 以下のページも参考になります。

Wikipedia – not always reliable but as of Sep 2008 the page is helpful

http://ja.wikipedia.org/wiki/解離性障害

the “Depersonalisation Research Unit” in London

http://www.iop.kcl.ac.uk/departments/?locator=911